社風や文化の違いに注目

異業種に限らず転職するときには自分が馴染みやすくて働くことへのモチベーションが上がりやすいところを選びたいと考えるのがもっともなことです。
同業種であればどの企業はどんな社風を持っているかを想像できることは多いでしょう。

また大企業なら昔ながらの保守的な体制を整えていて、中小企業なら自由な社風があるという業界もあります。
しかし、大手の方が昔からのやり方を変えて欧米的な文化を取り入れていて、中小企業の方が保守的ということも珍しくありません。
このため、志望する業種において社風や文化のあり方にどのような傾向があるかを調べておくのは転職で失敗しないためのポイントです。

何に注目して傾向を分析すべきかも大きな問題になりますが、特に重要なのが企業の歴史や規模に着目することです。

長い歴史を持っている企業が保守的になるというのはよくあるものの、大改革を起こしてむしろ新しい考え方をどんどん取り入れるようになっていることもあります。
すると波及効果が生じて同じ業種ではやはり歴史のある会社が改革をしていることが多いのです。

規模についても同様で、経済力がある大企業が改革をする業種もあれば、中小企業が大企業に負けないために改革をしていることもあります。
このような観点から社風や文化の違いを見極め、どの業種であれば自分が馴染みやすいかを見極めましょう。
転職してからずっと働きたいと思えるような職場環境を手に入れるためのコツです。